更年期と老眼世代

先日オープンした美容室に行った時のことです。

本日は、どうされますか?と施術のメニュー表を渡されました。今日はカットとパーマをお願いしたいのですが、と伝えると、Aコースになりますがよろしいですか?と聞かれたので、Aコースとはどんな内容なのでしょうか?と聞いてみると、「こちらになります」と、メニュー表を指で示すだけで、内容説明がよく分かりません。

実は、去年あたりから、老眼が始まったようで、新聞や雑誌、また飲食店のメニュー表などの小さな文字がよく見えなくなってきました。若い美容師さんだったので、老眼で小さい文字が見えにくいなどと理解できないかもしれないなぁと思いながら、メニュー表の文字が小さすぎて読みづらいと伝えると、「Aコースは、カットとパーマとトリートメントと頭皮スパのセットで、お得になっています。」と説明がありました。私はカットとパーマと言ったはずなのにと思いつつ、トリートメントと頭皮スパが入るとどのくらいお得なのですか?と質問しました。するとまたメニュー表を指すのです。どうにか読もうと苦戦していると、ようやく彼が店内貸し出し用の老眼鏡を持ってきました。貸出用の老眼鏡があるなら最初から貸し出してくれればよかったのに、と思いながら、差し出されたメニュー表を読んでみましたが、どうも内容がピンときません。しかも、老眼鏡をかけてもなお文字が小さく読みにくい。なんだか良く分からないので、とりあえず料金を聞きたいとお願いすると、カット&パーマは、8000円になりますが、担当者のトップスタイリスト代が発生しますので、1000円プラスになりまして、さらにシャンプー代は別途頂くことになります。Aコースに関しましては、当店に初めていらっしゃったお客様限定サービスと致しまして、シャンプー代金と担当者トップスタイリスト代金をサービスさせて頂きます。さらに、オープンセールと致しまして・・・、と、ここまで彼の話を聞いたところで、何が何だか分からなくなり、今日は、急に頭痛がしてきたので、申し訳ないけれど帰らせて頂きます。親切に説明してくれてありがとうと言って、そそくさと帰宅しました。

最近、新聞や、メニュー表の小さくて読めない文字を見ていると、ついイライラしてしまって物事を途中で投げ出してしまいます。

そんなことを、近隣のDさんに話したところ、Dさんも全く同じ美容室で同じ対応を受けたので、頭に来て施術を受ける前に、帰ってしまったそうなのです。私とDさんはイライラ世代なのかもしれません。さらに、老眼がイライラに拍車を掛けます。超高齢化社会に突き進む日本の社会には、イライラ防止に 「更年期を乗り越えるバリアフリーメニュー表」 が必須アイテムなのかもしれません。