メニューの写真の配置

飲食店のメニュー表に出てくる、品々を専門に撮影しているカメラマンが、喫茶店の店内で、ちょうど撮影している場面に出くわしました。定食屋さんのメニュー表に使用する、品々を撮影しているようです。どうやら、メニュー表を、写真付きの新しいものに作り替えるみたいです。厨房から、店主が料理を運んでくると次々とテーブルに料理を並べ撮影していきます。被写体のもつ魅力を最大限に伝わるよう、様々な技術を屈指した作業が店内の空席で行われていました。ラーメンの撮影が終わり、今度は、厨房からサバの塩焼き定食が出てきました。店主は撮影には、参加せず厨房で、次の撮影に使用されるお料理を調理しています。カメラマンが一人で撮影に臨んでいたので、その流れの一部始終を、のんびり見ていましたが、なんとなく様子がおかしい。いつものサバの定食がテーブルに並べられ、いつも見ているはずの定食が、なぜか違うものに感じるのです。そうこうしているうちに、厨房から今度は麻婆豆腐丼が出てきてその撮影になってしまいました。そんな出来事があった後日、ランチにお店を訪れると、新しいメニュー表が出来上がっていたので、さっそく目を通してみました。アレ?やっぱりあのサバの塩焼き定食は、おかしかったことに気づきました。味噌汁とご飯の位置が逆だったのです。そして、決定的なことは、サバの尾が左側にあり、お腹が手前では無く奥を向いていたことに気づき、ようやくスッキリしました。しかし、せっかく新調したメニュー表が、これでは台無しだと思い、店主に写真のミスを伝えました。味噌汁やご飯や魚の向きなどは、食べてしまえば、どの向きでも同じことかもしれませんが、なんとなく違和感を感じてしまいました。もちろんメニュー表の写真は、きちんと訂正され、撮り直しされましたが、私と店主にとっては、印象深い出来事でした。