エンジョイ!メタボ解消メニュー

職場の休み時間に、同僚がずっとパソコンとにらめっこしていたので、何かトラブルが起きたのではないかと声を掛けると、「メニュー表」を作成しているのだという返事が返ってきました。「メニュー表?」とはなんぞやと、彼のデスクのパソコンの画面をのぞき込むと、「メタボ解消メニュー表」という題が付けられた自作のメニュー表が表示されていました。朝食、昼飯、夕食のメニューが並んでいるのかと思いきや、朝、7時出社、通勤電車の予定下車駅を1駅手前で降り、会社までウォーキング、社内では、可能な限り階段を使用する、デスクワークをする時は、1時間に3分はストレッチをする、などなど、事細かな運動メニューが作成されていたのです。事情を聞くと、前回の社内の健康診断の結果が悪く、ジムに通うよう指導されたのだが、ジムの雰囲気が苦手だったので、日常生活から改善してみようと思い立ったそうなのです。なんとも立派な考えだが、その立派なお腹になる前に思いついていればなぁと、2人で談笑していると、友人のデスクに、ダイエットフードがあることに気付きました。もしかして、今日のランチは、これだけなのか?と聞くと、運動メニュー表の他に、食事のメニュー管理表も作成したらしい。そのメニュー表のなんとも味気ないこと。こんなに急激な生活環境の変化は、身体に毒だと諭して、強引にランチに誘ったのですが、今日のところは、忠実に自分のメニュー表をこなしたいというので、その日は私一人でランチに出かけました。後日、通勤中に彼をみかけたので、先日のメタボ解消メニューの成果のほどを聞いてみると、結果は全くでなかったそうです。メニュ表を作成してから、2日目の夜に、ダイエットフードに耐えられず、帰宅途中に天丼を2杯もおかわりしてしまったそうです。そのような失敗を経験したのち、自分には、運動メニューと食事メニューを同時に行うのは、酷なので、まずは、運動メニューのみ取り組むことにしたようです。しかし、そこにも落とし穴があり、運動後のビールがついつい美味しく飲み進んでしまい、またしても効果が思わしくないようです。メタボを解消しようとすればするほど、メタボに陥る、同じような悲鳴をあげている人は多いかもしれません。彼の場合、まず自分の一日の運動量と食事メニューを書き出してみることは、生活習慣を還りみる第一歩につながるそうです。あれから、彼のメタボ解消メニュー表は、何度も書きかえることで気持ちをつなげるモチベーションとなっているようで、その後の経過を楽しそうに話してくれました。最初はどうなることかと思いましたが、どうやらメタボ解消メニューの効果は出てきそうです。彼の楽しんでいる姿を見ていると、メタボ解消には、何よりも楽しんで取り組むことが一番のような気がしました。